のりちり

北の果ての小さな村でののりちりのレビュー・感想・評価

北の果ての小さな村で(2017年製作の映画)
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グリーンランドはデンマークと対等で、デンマークの1つになっているらしい。
デンマーク語も公用語の1つ。
主人公は、その言葉を教えようと自分の家の農家を継ぐのをためらって、教師としてグリーンランドの端の小さな村に赴任。
ここの人の顔はモンゴロイド系。
お年寄りはグリーンランド語しか話せない。
もう少し下から両方話せる。

ここ育った人たちは、外に出ないので、デンマークからやってきた教師なんてと、子供まで無視。
皆、ここにいればいいから、と思っている。
ガッカリした主人公だったが、村の人たちと打ち解けていくうちに、良いところと思うようになり、村の人も彼は良い人と思うようになる。

主人公がそう思うようになったのは、外の世界を知っているから。
「世界の果ての通学路」では、このまま教育を受けないのはよくないと親が思い、子どもも、勉強しないと何者にもなれないのを知っていた。
このままここにいて猟師以外の道しかなくて、残りのお金は国の保障を受けて暮らすのがいいのかを考えるためにも勉強は必要なのではないかと思った。
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