北の果ての小さな村での作品情報・感想・評価・動画配信

「北の果ての小さな村で」に投稿された感想・評価

Rebel

Rebelの感想・評価

3.4
壮大で心洗われるグリーンランドの自然の風景と文化は観ているだけで勉強になる。

だが、思っていたよりはストーリーが浅く、1人の生徒に特化するのではなく、もう少し生徒1人1人のキャラクター性を際立たせてほしかった。

トランプの買収問題で話題になっただけに、この地域の文化や慣習を知る意味では良作ではある。

2020.24
YumaOta

YumaOtaの感想・評価

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グリーンランドの景色がとても綺麗に撮られていて素晴らしかった。教師として赴任してきたデンマーク人の主人公も、最初は町の人から受け入れられていなかったが、少しずつ溶け込んでいくのが印象的だった。

そもそも赴任したグリーンランドの町は豪雪地帯で仕事は15種類程度しかないらしい。そんな中、町の子供達は猟師になりたがる。

主人公としては、もっと他の世界を見るために語学など教育を受けるべきだ、と親を説得するが、親はそんなことを子供に望んでおらず、犬ゾリで狩りに連れていってしまう。そのギャップが教育の難しさだなと思った。

たしかに、さまざまなことを知って選択肢を増やすことも重要だが、世の中を知らず身近に、かつ需要のある一つのことを極めることも子供ためになるのかなと考えさせられた。
人口80人の「北の果ての村」が舞台。なんと登場人物全員が本人役!ですが、普通のドキュメンタリーとも少し違った、不思議な雰囲気の作品。

過酷な土地で何事もシンプルに生きる人々ですが、当然人生の悩みもあり、色々と考えさせられました。

子ども達の笑顔、異国の食べ物・習慣、現地の不思議でどこか可愛らしい言葉、美しく雄大な景色を観るだけでも、新鮮で楽しめると思います。(まぁ、私が雪の降らない土地で暮らしているのも大きいですが笑)
khatano

khatanoの感想・評価

4.0
グリーンランドとデンマークの関係について理解が深まってよかった。ただやはりドキュメンタリーとは違って掘り下げに物足りなさが残る。大人の暮らしは?少年の親はどうしてるの?(アル中?)爺ちゃん何で死んだの?病院は?買い物は?いろいろ知りたいこといっぱい。いつかグリーンランド人監督のグリーンランド映画が観てみたい。
moimoi

moimoiの感想・評価

5.0
本人たちが本人たちの物語を演じる、ドキュメンタリーとドラマが融合した不思議な作品。
似た手法が『15時17分、パリ行き』でも使われている。
主題が明確で、再現ドラマの中にイーストウッドの色が出てホモソーシャル的なマチズモが漂う(と私は感じた)『パリ行き』と異なり、『北の果ての』は徹底して突き放した俯瞰の視線で作られ、観客に想像させる余白が多いように感じた。

主人公が村人と接しながら、自身の差別意識や決め付け、彼らを〝自分探し〟のために上から目線で消費していたことに気付いていくさまにハッとさせられた。
少数民族や田舎を描く物語を、私自身も消費してきたのではないだろうか。
ドキュメンタリーとドラマの境界を溶かした今作だからこその提起なのかもしれない。

主人公に自己を投影しながらも、スクリーンに映るグリーンランドの風景の美しさ、子どもたちの愛くるしさにはただただ胸があたたかくなった。
大きな画面で観るべき作品。
子供たちが可愛くて、とにかく寒そうで。北国はこれから雪の季節なので、アイスランドほど寒くはないから我慢しなきゃ、と思ったり。
pon

ponの感想・評価

3.0
想像よりドキュメンタリー作品
映画を見るつもりだったから本人なのはすごい驚いた
自然体だった〜
暮らしぶりとか知らないことが学べる映画
リリー

リリーの感想・評価

4.0
また、地味だけど観て良かったと思う映画でした。登場人物は全て本人なので、再現ドラマを本人達が演じているということです。だから、演技も自然です。
全編グリーンランドの銀世界が舞台なのですが、「レヴェナント」の極寒の雪景色を観た時に感じた心細さ、自分も吹雪の中に一人取り残されたような寒気は全く感じませんでした。それは、先生とイヌイットの人々との温かい触れ合いや村人たちの温かい人柄が、こちらの心を温めてくれたからです。教育の真髄も教えてもらいました。
デンマーク人のアンダース先生と、日本人と同じモンゴロイドで日本人そっくりの顔をしたイヌイットの人たちと生徒たちの関係が、初めはギクシャクして、新米先生が苦労します。桁外れの寒さ、デンマークとグリーンランドの生活習慣の違い、子どもたちの勉強への関心を集めることの難しさ、村人のデンマーク人への不信感など、先生の前には高い壁が道を塞いでいます。しかしあることをきっかけに壁が崩れていきます。
アンダース先生が赴任する前に、役人が言った言葉が衝撃的でした。「あなたはデンマーク語を教えにいくんだから現地の言葉を学んではいけない。私もそこに20年いたけど、現地の言葉は全く必要なかったわ。」そんなことあるわけない!この人は冗談を言っていたに違いない!現地の言語や文化を学ばないでどうして交流が出来るか!
また、イヌイットの人の言葉も印象的でした。アンダース先生が故郷でのしがらみをくどくど述べていた時、「デンマーク人は難しく考えるんだなあ。君はどうしたいんだい?」とイヌイット人が聞くと、アンダースはあっさりと本心を素直に言うことが出来るのです。
アザラシのさばき方、オーロラに関する伝説、犬ぞりの扱い方、狩りや漁の方法など、村人たちは根気よくアンダース先生に教えてくれます。先生として赴任したアンダース先生は、立場が逆転して、実は生徒だったことがわかります。
今もこの学校で教えているそうなので、先生のご活躍を遠くから祈ってます!
Yasuyo

Yasuyoの感想・評価

4.0
郷に入っては郷に従えってこういう事なのかな。
首都のヌークが生活環境のレベルがわからないけど、昔の慣しに沿った生き方もいいのかなって思う反面、新しい文化を取り入れる気持ちもお互いに必要。

ほぼドキュメンタリー作品でも凄いわかりやすい内容だったし、情景が何よりも最高だった☺︎
kmg

kmgの感想・評価

3.5
郷に入れば郷に従えということわざがあるじゃないですか。まさにそれ。まあ必ずしも従わなくてもいいと思うんだけれど、というのも文化や価値観の違いとかそういうのを受け入れなきゃいけないことはないと思うんだけど、別の視点から物事を捉えてみようと思う気持ちの余裕があるとよりこころが豊かになる気がするなあと思ったりした。
登場人物が全員本人役でドキュメンタリータッチ、ってのが不思議な感じだった。グリーンランド行ってみたいし一回でいいから犬ぞり乗ってみたいな〜
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