北の果ての小さな村での作品情報・感想・評価・動画配信

「北の果ての小さな村で」に投稿された感想・評価

Nishioka

Nishiokaの感想・評価

4.0
どこまでがドキュメンタリーでどこまでがフィクションなのか、全然分からないけど、グリーンランドの自然の美しさや文化を存分に知ることができた。

世界にはいろんな人がいて、異なる文化があり、価値観がある。だからこそ世界を知るべきで、自分だけの小さな世界に留まっててはいけない。今の生活に苦しくなったら、世界に飛び出すべきだと今まで思ってた。つまりそれは、自分の居場所を探すこと。

だけど、尊敬する人や文化があり、憧れ、目指すものがあれば、別に世界を知る必要もないのだなと、思わされた。

おばあちゃんが歌うfuneral hymnは、よかったなぁ。

一度はグリーンランドに行ってみたいけど、ヘタレ過ぎて全く行く勇気がでないけど、行ってみたいなぁ。
シュン

シュンの感想・評価

3.2
デンマーク人の主人公、アンダースは
新しい事をしたいという若者特有の動機で
デンマークでも最果て、チニツキラーク村へと親任教師として赴任する事に。

赴任し授業を行うが生徒たちは、授業中でも大騒ぎ。想像を超えるギャップだった。さらに、子ども達は祖父と同居し両親とは別に暮らしている事も気にかかる。
あまりのギャップに村人に苛立ちイライラを募らせるアンダース。
そんな、アンダースに村人もうんざり。
デンマークの常識を押し付けるなと、
距離を置き始めるのだが。

というストーリー。

グリーンランドの極寒の寒さと
自然の美しさ。そして、産業の少なさなど、カルチャーギャップも楽しめる作品。

村人とアンダースがオーロラを見た時の会話で、

「デンマークでも、オーロラはみれるのか?」
「観れない」
「つまんない国だな」

ってやりとりが妙に心に残った。

たしかにそれぐらい、美しいんだろうなぁ。オーロラ。死ぬまでに絶対に観に行くぞ!
AOI

AOIの感想・評価

3.8
【教師か稼業の農業かの選択に迷うアンダース】

気候も文化も全く異なるグリーンランドの習慣や暮らしぶりにカルチャーショックを感じつつ鑑賞

極寒の地にデンマーク語教師として赴任したアンダースも同様に、初めての事態に戸惑いを隠せない様子、不穏な空気、何かが起きる予感•••

“価値観の違い”とはよく言うけど、厳しい環境で暮らす人々にとって基本的な教育を受けることさえ無駄だというのか…

人生の選択肢が多いのも一長一短だね•••とか、色々思うところはあるけど、何はともあれ犬たちに大きな拍手を送りたい👏👏👏🐶🐕🦮🐕‍🦺

自分探しの旅も良いけど、その前に是非❣️
いおり

いおりの感想・評価

4.0
とにかくグリーンランドの自然が美しすぎる。ご本人役の方々もすごい。
sari

sariの感想・評価

3.6
シンプルな日々、日本でずっと育ってきたわたしには本当に映画の世界としか思えなかった。
毎日こんな生活を地球のどこかでしている人がいる、想像がまだたりない、わたしはまだ赴任早々のアンダースと同じだ。
切身

切身の感想・評価

3.7
自分が何をしたいのか?
それを明確なビジョンをもって導いてくれる人こそ、信頼のおける教師かもしれない。

そしてそういう教師というのは、一方通行の教えじゃなく、子供からも学ぼうとする姿勢がある。

シンプルだからこそ、みる価値がある。
キビヤックという食べ物を耳にしたことがあるだろうか。イヌイット族に伝わる伝統的な保存食なのだが、アザラシのお腹を割いて小型の海鳥を詰め、地中の中で熟成を待つ特殊な保存食だ。お祝いの席では最上級のご馳走としてキビヤックが振る舞われるそう。以前何かのドキュメンタリーで、幼い女の子が嬉しそうに海鳥をほおばっている様子を見たことがある。その時には、このような独自の文化が現代でも受け継がれていることが衝撃だった。

本作は、7代にわたり農場を経営している家から離れて、教師として挑戦する道を選んだアンダースと赴任先のイヌイットの人々の交流を描いたものである。まず特筆すべきは映画に登場するすべての人物を、実在の本人が演じているという点だ。調べたところによると、コラルデ監督はドキュメンタリーとフィクションをあんばい良く混在させて本質を浮き彫りにしていく作風が特徴のようだ。アンダース自身が演技に長けているのでそうした背景を後で知って驚いた。つまり本作はアンダース自身の物語であるということだ。

彼は人口80人というグリーンランドの小さな村チニツキラークの子ども達に、デンマーク語を教えるという使命を帯びて赴任した。だが彼のやり方はことごとく失敗する。子ども達はアンダースの授業には興味を示さず、さしずめ学級崩壊といった様相だ。

そんな中、無断で学校を1週間休んだ少年の家を訪ねると、祖父の指導のもと漁師になる訓練をするので学校には行かないという。アンダースの価値観と子ども達をはじめとする村人たちの価値観が衝突する。だが、彼自身もイヌイット族の言葉を学び、彼らとそりを引き生業を体験していくなかで、価値観に変化が起きていく。彼らは壮大な大自然に畏敬の念を持ち、彼らの文化を継承しながら慎ましく暮らしているのだ。

果たして彼らにとってデンマーク流の教育は何を差し置いても必要なものなのか迷う。だけれど、グローバル化の波は地球の端々まで押し寄せて、それらを無視して生き続けることは出来ないのも事実だ。それでも、彼らの文化を尊重したきめ細かい援助を切望するのは無謀なことなのだろうか。
大国のマジョリティが教育や宗教という名の力を借りて少数民族のマイノリティを飲み込もうとする愚かさがひしひしと伝わってきて複雑な心境になった。

冒頭のキビヤックの話に戻るが、特異な伝統文化が継承されているということは少数民族の彼らがどれほど先祖代々の文化を大切にしているかの現れであろう。そしてそれは極寒の大地に相応しい知恵として根付いている。

今後は文化的伝統を維持しながら現代社会の生活にも適応しなければならないという難題に取り組まなければならない。非常に繊細なバランス感覚が求められる課題だろう。アンダースのような理解者が彼らに寄り添って丁寧に現代社会との橋渡しを行ってくれることを願わずにはいられない。


追伸:本作はドキュメンタリーといっても良いので、加点はしませんでした。

このレビューはネタバレを含みます

この監督の他の作品も観たくなりました。
とにかく景色が綺麗で、自然を感じている主人公の目線が体感できるようでした。

自分が本当にしたい事は何なのか?

すべてはそれに尽きるのかなと。
いくらでも理由を付けて自分に向き合うことを避けることはできます。
とても難しいことかもしれませんが、自分に向き合って出した答えは、人からどう評価されようと納得の出来る答えになる…。


主演のアンダースさんは今もグリーンランドで生活されているとか。
Facebookでチェック出来ました。
ストーリーはあるもののドキュメンタリーを見ているような…出演者の心を反映させた映画だからとても良かったのかな。
異文化の日常を見るのは楽しい。
そこに身を置く部外者の視点があると尚更。
好奇・向学・畏敬・尊敬・寛容・侮蔑…
色々な心の機微に反発と同調をしながら。
やがて仲間になる事もある。
りんご

りんごの感想・評価

2.8
とても静かな映画。大自然を感じる。

グリーンランドの人口80人ほどの村に、デンマークから教師として赴任してきた男性の実話。
初めは子ども達や環境に慣れず、悩むが次第に打ち解けていく。

雪、氷河、青空のコントラストが素晴らしい。
イヌイットの文化や生活を感じることができる。
当たり前だが、地域によって考え方や生活が全く異なると実感。
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