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ダブル・サスペクツ/ルーベ、嘆きの光のDWのレビュー・感想・評価

4.0
■女性同士の共依存の映画として観ました。マリーはレア・セドゥ演じるクロードに相当依存しており、一方クロードの方はマリーに対して少し支配的な立場にある。だから物語の後半でマリーがどこまで本当のことを話しているのか、クロードのことを庇っているのか分からない所があり、そこに見応えがあると思います。収監される際、マリーは「クロードはどこ?」と彼女の姿を探すのに対し、クロードは車の中でマリーに凄く冷めた視線を送っている、怖いです。
署長役のロシュディ・ゼムが終始クールで、彼の演技がこのとっちらかった映画に重厚感を与えていると思います。
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