ツネイシ

その手に触れるまでのツネイシのレビュー・感想・評価

その手に触れるまで(2019年製作の映画)
3.7

『おかあさんには、ほんとうの
 むすりむのみちをあゆんで
 ほしい。』


ゲームに夢中なローティーンの
アメッドは過激なイスラム教徒
の指導者に感化されて潔癖で
狂信的な預言者に従うか否か?
しかないデジタルな存在になり
ベールを脱いでワインを飲む母
を飲んだくれと罵り、指導者が
背信者と罵倒する女教師の殺害
を試み、失敗。

少年院に収監されるアメッド。

農場での作業を通じてそこの
娘といい雰囲気になったりも
するし、表面上は穏やかにな
り更生してるように見えたが
彼の信念は全くかわっていな
かった……。

これを観てムスリムを非難するのは
間違いなのは分かるんだけど、急進
的な信徒の白と黒しかない世界観と
それを是とするアメッドの潔癖さと
それでしか世界を測らない感じには
恐怖を感じてしまう……。

クライマックスである極限の状況で
アメッドが呼んだのは誰なのか??


劇場鑑賞通算294本目。
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