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7月の物語のnadaのレビュー・感想・評価

7月の物語(2017年製作の映画)
4.0
二部構成。個人的には第一部のバカバカしさに惹かれるが、あえて分けて評価する必要も感じない。
人間関係の些細ないざこざを淡々と描きながら、実は見えないところで大きな悲劇が起こっていた、という偶然性の残酷さを鮮やかに切り取る。濱口竜介の『親密さ』と『永遠に君を愛す』のあいだに置きたくなるような一本。
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