7月の物語の作品情報・感想・評価

「7月の物語」に投稿された感想・評価

R

Rの感想・評価

3.8
渋谷ユーロスペースにて鑑賞。

この映画、観始めると「第一部」…「日曜日の友だち」と表記されるので、「おお、何だか大作感漂うなぁ~」などと思っていると、「第二部」…「ハンネと革命記念日」も始まって、この71分の作品を観る限り、二部構成にはなっているが一部と二部の繋がりは無かったように思える。
……と思いつつ、「監督はなぜ二部構成にしたのか?もしかしたら、どこかで繋がっていた物語を見落としたか?」とやや不安になる。
ただ、なんか不思議な感覚の映画だった。ポエトリー的な描き方の中に、1本スジが通ったような作風は全編にわたっていた感じ。

「第一部…日曜日の友だち」は、7月の晴れた日に女性二人が泳ぎに行くのだが、ナンパ男が居て、二人は意見が異なり仲違いするように見えるのだが……。
「第二部…ハンネと革命記念日」は、7月14日の革命記念日で盛り上がるパリだが、ノルウェー女性ハンネの帰国前日。ハンネはパリ最後の夜を楽しもうとするのだが、次から次へと軽いナンパ男が現れるのだが……。

確かに、以前、ニースでトラック暴走させて大量殺人した犯人が射殺された事件を思い出した。

全体的に軽い映画に見えたが、根底に重いテーマを抱えているような作品だと思う。
sonozy

sonozyの感想・評価

3.5
ギョーム・ブラックがフランス国立高等演劇学校の学生たちと作り上げたという、2016年7月、ある夏の一日の2つのオムニバス。
ジャン・ヴィゴ賞、シャンゼリゼ映画祭: 審査員賞。

①日曜日の友だち
7月の晴れた日曜日、女子友のミレナとリュシーは、二人でパリ郊外のセルジー=ポントワーズのレジャーセンターに遊びに行く。
大きな池と緑の気持ちよさそうな場所で、水着になった二人は水辺ではしゃいだり、水上スキーを眺めたり。
オレンジTを着たスタッフのナンパ男ジャンが二人に水上スキーを体験させ、閉園後にカヌーで隠れスポットを案内すると誘う。
奔放で外向的なミレナは誘いに乗るが、慎重で内向的なリュシューは行きたくないと喧嘩して別行動に。
ミレナはジャンと、リュシューは草っぱで一人フェンシングを練習している男と時間を過ごす。
ミレナは不快な経験を、リュシーは素敵な経験をして、笑いながら帰っていく。

②ハンネと革命記念日
7月14日、革命記念日で盛り上がるパリ。学生寮に暮らすノルウェーから着た留学生の女子ハンネは明日帰国する。
朝、ベッドで寝ているハンネの隣の床で何故か寝てる同じ寮の男子アンドレアは、ハンネの寝姿を見ながらモゾモゾやり始め、目覚めたハンネは変態!と追い出す。
外へ出たハンネは、ロマンという男に付きまとわれ、今夜花火を見ようと誘われる。
夜、ハンネを迎えにきたロマンを見たアンドレアは彼氏のような態度でロマンと揉み合いになり鼻を殴られる。
彼の怪我を処置した寮の警備員の男は得意のダンスを踊り、ハンナ、アンドレア、もう一人の女子と4人で盛り上がるが、ハンナの行動でその場が荒れる。
一人残ったハンナ。遠くに花火の音が聞こえる。
ラジオからはショックなニュースが流れ、やるさなさで叫び泣くハンナ。

全く違う読後感のパリ郊外とパリの7月のお話。
またいつか見たくなる感じです。

※英語字幕にて
のこ

のこの感想・評価

4.1
2020年劇場22本目

受験で全く見れてないけど久しぶりに見れてよかった〜!!

息抜きにケン・ローチとか戦争映画とかハードな映画見るのきついからこういうのんびり系(?)の映画多くなりそう!笑

2016年7月10日「日曜日の友だち」
7月14日「ハンネの革命記念日」の二部構成!

どっちも好きだったからんどっちの方が良かったか選ぶの難しいけど強いて言うならハンネの革命記念日かな

ロメールとかロジエ好きな人は好きだと思う
100%影響受けてる

一部の海に突き落とすシーン笑わそうとして作ったわけじゃないと思うけど面白かった

二部はストーカーナンパ男についていくノルウェー女よく分からないけど寮にいたイタリア男いいキャラすぎて好き

DVD化したら買う
犬

犬の感想・評価

-
一部も二部もナンパから巻き起こる物語だがマケーニュじゃなければ意味がない。何回「あーあ、これがマケーニュだったら」って思ったことか。
トール

トールの感想・評価

4.2
20200711横浜ジャックアンドベティ 84点 フランスの夏の若者のナンパ物語が二部構成のオムニバスになっています。なんとも言えず明るく綺麗な画面で良い雰囲気で、フランスの若者の日常を堪能しました。テロ事件も社会情報として出てきており、記憶に残る作品です。それにしてもフランス人のナンパは義務化してるみたいですね。女性には声かけなくちゃいけない、みたいな。^_^
じーま

じーまの感想・評価

3.5
フランス映画、初めて見た
派手なアクションや、壮大な伏線も無い。代わりに何気ない日常を丁寧に描写していて、良かった!
【日曜日の友だち】
人でごった返すビーチやレジャーセンター、リュシーたちはうちからタッパーに入れて持ってきた食べ物を寝そべってガツガツ食べる。あ、カフェとか行かないのね。女の子同士の仲違い、ナンパ男のカノジョの激おこプンプン、始まったばかりの恋。日々の鬱屈やモヤモヤを抱えて生きる普通の女の子のリアル。

【ハンネと革命記念日】
国際大学都市の学生寮に住むノルウェー人留学生のハンネはフランス男・イタリア男・アルメニア男、とモテモテ。どこにでもある色恋沙汰の私的な1日がテロ事件によって一瞬にして特別な1日になってしまう。忘れ去られるはずだった夏の日が苦い思い出になる。

淡々とした作風の中に監督の若い人たちへの優しい眼差しを感じる連作小品。
富井

富井の感想・評価

5.0
ジャックアンドベティでやってたので再観賞
キャラクターの心情と場面の雰囲気がちぐはぐでユーモラス
男を滑稽に描く天才

この映画をスクリーンで見るとやっぱ夏を感じる
1部で最後2人で歩くシーンが最高にエモーショナル
リチャード・ハーレイの”don’t you cry”も良かった
7子

7子の感想・評価

-
7月にも観たよって言いたいだけです

2019/6/20
どちらも短い話だけど、それぞれ最後に人物の背中を見つめて、その余韻が映画を抜け出て永遠に続いていて、とても心地いい。
サトコ

サトコの感想・評価

4.1
楽しい一部。
すれ違いの二部。

どちらが長過ぎても短過ぎてもダメだと思ったのでバランスの良い一本だと思いましたァ。
>|