風太郎

ANNA/アナの風太郎のレビュー・感想・評価

ANNA/アナ(2019年製作の映画)
3.5
モスクワの露店でスカウトされパリでモデルとなったアナ。その天性の美貌で一躍売れっ子になるのだったが、彼女の正体はKGBのスパイだった。着実に任務を遂行するアナだったがある事件を切欠にCIAに目を付けられてしまい…。

サッシャさんに興味が湧いて再観賞。(内容はほぼ忘れてました…)

もっとアクション多めのイメージでしたが、思っていたより少なめ。でも序盤のレストランシークエンスはかなり見応え有りのアクション!!(アクション的にはここがピークですが…。)

物語も展開が二転三転してメチャクチャ引き込まれました!!

ただ自由を求めているだけなのに、自分を利用しようと近付いてくるクソ男どもに人生を翻弄される物語と思いきや…。

溜めに溜めての決着の付け方に大いに溜飲が下がります!!ラストの公園でのミラーとアレクセイの邂逅の気不味さも含めて超爽快!!チェスが得意という伏線の回収の仕方も解り易くて良かったです!!

ただアナのやり口があんまりスマートじゃ無いなと。最初にオルガに言われた「ハニートラップくらいにしか使えない」の台詞が活きて無かったなと。あと偽装彼女のモードに対して態度も酷い!!

そんなオルガ役のヘレン・ミレンさんが一番良かった!!この手のタイプのキャラが大好き!!ラストの「ビッチ」と言いながらも見せる満足げな笑顔は最高でした!!
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