KO

チャーリー・セズ / マンソンの女たちのKOのレビュー・感想・評価

3.0
「ワンハリ」リベンジへの旅②

事前情報を極力入れずに映画を観るようにしている私は、シャロン・テート事件を知らぬまま「ワンハリ」を観るという暴挙に出てしまい、激しく後悔し、そして復讐を誓ったのでした。と、大袈裟ですが、こうなったら改めて事件を知っておこうと本作を観賞その②。

シャロン・テート事件そのものはほぼ描かれず、事件で中心的な役割を担った女性3人を軸に、ファミリーへの加入から、徐々にチャールズ・マンソンに魅了されていき、最終的には狂信的な犯罪に行き着く過程と、刑務所の中である人物との接点をきっかけに緩やかに洗脳が解かれていく様が描かれます。

彼女達の一人が獄中での生活を記した著書も下敷きになっている実話に基づいた作品系で、先に見た「ハリウッド1969/シャロン・テートの亡霊」とも一線を画していて、派手さもグロさもありませんが、興味深く観る事ができました。


さて、これでようやく「ワンハリ」おかわり、いこうと思います!
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