このレビューはネタバレを含みます
シェイクスピア、彼はなぜ執筆したのか?
というより、その背景にある家族のお話でした。執筆をやめ、故郷へ帰った晩年のシェイクスピア。しっかり彼の人間性を伺えれるストーリー
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運にも人にも見放され
独りこの身を嘆く時 天をも悩ます叫び上げ
他人をうらやむ思いに耽る 彼の美貌 奴の交友
奴の学識 彼の才能 自分の長所さえ嫌悪して
ますます落ち込む時 ふと君を思う すると私の心は
朝を舞うヒバリさながら 暗きより出て天国の門で賛歌を歌う
君の愛を思い出し 幸せになる
ゆえに私は私でいい変わりたくない
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シェイクスピアが、かつて若く美しかった男へ書いた詩である。
1000年後詩を読む人々の中でも彼は若く美しいまま。
シェイクスピアの唯一無二とも言えるほど美しい詩に惹かれて行きついた映画なので、詩を詠うシーンは特に記憶に残りました。