夫婦が作ったのは小さな地球。
遥か昔、海から始まった生命の誕生と循環は、今この瞬間まで地続きであること。
どんな生物でも必ず「役割」を持って生まれてきていること。
自然は人間如きが支配できるものではないこと。
生物多様性という言葉が持つスケールの大きさに圧倒されてしまう。
それに拍車をかける映像美も半端ない
動物たちの、植物たちの生命の鼓動がまっすぐに伝わってくる。
変な感想だけど、みんなちゃんと生きてるって分かった。生きてる、うん。
どんな状況になっても共存の道を探して奮闘する夫婦と動物たちをみてると、人間も同じ生命を持つ生態系の一部に過ぎないんだなと思った。なのに自然を搾取して破壊している自分たちは一体何様なんだろう
サステナブルな社会を、と謳われるようになった今、とても観る価値のあるドキュメンタリーだと思う。持続可能な未来を作ることは、生命のサイクルを担ういきもの達を見つめることから始められるはず
なんたって自然は完璧なのだから
