ミニシアターでしか上映されていないのが不思議なくらいよくできた作品。ドキュメンタリー映画って劇場で見る意味あるの？ともうような作品が多いが、この作品は劇場で見て満足。映像が美しく、インタビューに頼らず、農場で起きる群像劇を描いてる。この作品に悪者は出てこない。だからといって退屈なわけではない。精一杯生きている生き物だけが出てくる。自然の循環、多様性の大切さ、環境をコントロール下に置こうとすることの愚かさ、増えすぎた種は問題を起こし、やがて淘汰されるという現実も描いている。
コロナの出現や度重なる自然災害は増えすぎて問題を巻き起こし続ける人間の淘汰なのではないかと考えさせられた。
トッドとエマに惚れた
