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ANIARA アニアーラのnobuoのレビュー・感想・評価

ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)
3.7
※ 過去に観た映画史上最も生々しいモザイク無しMAX DANKONが映るので、抵抗ある方はご注意を!

北欧SFスリラー。原作小説はかなりの古典(初版1956年)らしい。
恐らく原作は哲学要素強めで、映画化にあたってスリラー面に焦点を当てたのだろうか?真綿で首を絞めるような陰鬱な描写の釣瓶打ち。しっかり怖がらせてくれました。
「(ディズニー/ピクサーの)ウォーリーが来なかったアクシオム号の成れの果て」感がある。ウォーリーが内包していた毒・終末要素を更に煮詰めたらこうなるのか。宇宙船内が現代のショッピングモールにしか見えないのは意図的だろうな。ロケ代も安く済みそうなので尚更好ましい工夫。アクシオム号の乗員よ、あんたたち本当にウォーリー来てくれてよかったな……。
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