Natsuki

炎の裁き/疑惑の炎のNatsukiのネタバレレビュー・内容・結末

炎の裁き/疑惑の炎(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

最後の結末が本当にしんどい。
かすかに、死刑執行の直前の奇跡を信じてしまったけど、現実は甘くない。

それでも無実を信じて闘ってくれた人がいた事実は主人公にとってせめてもの救いになったのは良かった。

公選弁護人が、有罪と決めつけてまったく反論しないことや証拠を見つける努力をしてなかったが、あんな人に弁護士なってほしくないと思った。法曹を志したときにあった気持ちが色んなことを経験して薄れていくんだと思うけど、、

選挙の年は死刑執行が増えること、その中には冤罪も含まれている可能性もあるのに、最後に知事が誇らしげに記者会見していたのが腹立たしかった。

冤罪を扱った題材はいくつもあるけど、昔よりはFair trial が行われていると思うけど、それでもまだまだたくさんあるんだろうな。
冤罪が少しでも減り、犯罪者が公正に裁かれますように。
Natsuki

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