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エターナルズのkeitaのレビュー・感想・評価

エターナルズ(2021年製作の映画)
3.8
『ピピー!そこを動くな!ImaxレーザーGT警察だ👮!!』 
(説明しよう!!ImaxレーザーGT警察とは、日本で2箇所しか見れないImaxレーザーGTテクノロジーと言う特別でかいスクリーンで、最大でアスペクト比(画面の縦横比)1.43:1の超でかい映像が見れるのに、上下に黒帯が入る通常Imax画角の1.9:1やシネマスコープ画角2.35:1で上映されたときに出動する警察だ!)
※このレビューは、映画のストーリーのネタバレはありませんが、映画全体でどの程度の長さ1.43:1のシーンがあるかについては語ってます。これからこの画角楽しみにしてる人は注意してください

テネットやデューンで画角の変化に何度もイライラしながらも懲りずに池袋グランドシネマサンシャインにてImaxレーザーGTで1.43を体験する男… クロエジャオなら全編1.43で撮るんじゃない!!?っと、淡い期待を胸に鑑賞… 
中々1.43にならんなぁ?やっぱ絵にこだわる監督はそんなバシバシ画角を変えるのを良しとしないのか?とか、実はすでに1.43になってるのに気付いてないだけか?とか思いながら鑑賞。

…振り返ってみると、まさかの1.43のシーンは2箇所しかなかった(?)という… 合わせて10分もなかったのでは…? 誰か他にこの画角についてレビューしてる人はいない??自分の目を疑ってしまう?? おそらく1.43で描かれたシーンはフルCG で描かれたシーンだけです…

やっぱ映像にこだわる監督だから、通常の映画館だとカットされる空間は作品として考えずに映像を作るのか!?とびっくり!!
1.43:1の映像体験は映画館のギミックとしての価値提供なだけであって4dxと同じく映像作品の本質には関係しないのか!?とか気付きを得られました

この映画みてやっとImaxレーザーGTとの折り合いが付いた! ImaxレーザーGTは4dxと同様、迫力をつけるためだけの演出で合って、作品の一部がカットされているのではなく、迫力のために映像の一部が継ぎ足されているんだなぁと認識できました
ありがとうグランドシネマサンシャイン!ありがとうImaxレーザーGT警察!これからは普通のImaxかドルビーアトモスで見たときも、何かを見落としてる気持ちにはならずに楽しめそうです!!

映画の内容は大好き。
やっぱこの監督の作品、空気感あるよね! 環境音がすごく入ってるから、遠くの風の音と草が揺れる音とか、服の擦れる音とかそういった些細な音が聞こえることによって、自分がそこに居るようなきがするし様々な感覚と感情が揺り動かされました。
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