よだりお

エターナルズのよだりおのネタバレレビュー・内容・結末

エターナルズ(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ぐはあ〜〜〜かっこよい!!!
戦闘シーン全部わくわくするけど、なんといっても冒頭のメソポタミア〜バビロンあたりの全員揃った場面が痺れて痺れて仕方ない…チームワークや連携に弱いので……
だからこそチームが解体していくのはすごく悲しかったし、みんな心ではずっと守り続けていきたかったんだろうなと思う。
イカリスは、500年前に出現を中心とする世界の真実を知ってしまい、愛するセルシを騙し続けるのが苦痛で彼女を残して去ってしまった。そんな彼の思いを知ることのないセルシは、大好きな人類と共に生きながら、やっと前に進み始めた…が、そんなセルシを心のどこかでイカリスは許せなかったのだと思う。自分たちがいつか滅ぼす存在で、愛着が湧かないように必死な対象を、無垢に愛するパートナーへの苛立ち…想像に難くないな〜と思った。イカリスも人間の言葉を覚えようとしたり、人類への愛を形成しはじめてたのにね。
ヒロシマが悪いものとして描かれていた欧米映画はなかなかないのでは?いろんな人の傷に優しく手を添える映画やったと思う。
出現、は地球温暖化のメタファーかな?最後は止められるよという話だったね。このへんはもうちょっと考察したい。
続きもまんまと気になるな〜デインしっかり重要人物そうで期待。
ポリコレ気になっちゃう人は特権側だからじゃないかな…少数派属性としては、これを見た後は街を歩く足が少し軽くなった。存在が当たり前のように受け入れられる創作物は、背中を押してくれる。