Larx0517

アイ・アム・マザーのLarx0517のレビュー・感想・評価

アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)
3.8
「娘」という名前の女の子。
「母」という名前のロボット。

人類が滅亡し、汚染された外界から隔離された「再増殖施設」。

日本と海外の顔文字の違い。
日本の顔文字は、目で表情を作る。^_^
海外は、口で表情を作る。:)
今作「豪米合作」母ロボットは、2つの「口角」点ライトが半円にスライドして表情を作る。

無機質な空間に、母ローズ・バーンの甘く、柔らかく囁かれる。
しかし感情に乏しい。時には冷たく感じるほど。

「女性」しか出てこない。
複雑なストーリーも、目を見張る映像もない。
ほぼワンシチュエーションの変化のない「密室劇」。
さらに登場人物も、ほぼ「3人」。
それでも緊迫感を保ったままラストにつながる。
そしてラストのショットで、題名の意味が分かる。
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