これは物凄いものを観た。早いけど2020年ホラー暫定トップ。ヘレディタリー×シャイニング。
この監督コンビ、前作のグッドナイト・マミーもなかなか秀逸だったけどこれで一皮むけた感じ。そして描いてるものはほとんど地続きというか、家族というものの繋がりと子供の無垢な?悪意が今作でもテーマになってて、前作で描かれなかった側面を今作に持ってきてて、そのつもりで繋げて観ると色々面白かった。
音響を中心にかなり上手く演出された息苦しさは観ててかなり喉に詰まる感覚があり、ドラマティックに見せない分へレディタリーより重かったかもしれない。
ライリー・キーオの目の座った演技も今作で炸裂しててよかった。彼女の演技では一番かも。
ちょうどトロントの吹雪の日に観に行ったものだから、凍えながら映画館ついてほっとしたら映画のなかもずっと吹雪いてて死にそうになった。勝手に4DX。