エビフライ

プライベート・ライアンのエビフライのネタバレレビュー・内容・結末

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の戦闘シーンの刺激が強くてギブアップしそうになったが、あのシーンが後々のライアンを何が何でも見つけなくては!と、周りが気張る動機となっている。

たくさんの人が犠牲になった戦争だが、すべてが悲惨ではなく、仲間を思いやったり、別れを悲しんだり、ケンカしたり、仲良くなったりと、兵士同士の心の交流もあった。

単に英雄伝や戦争の惨さを訴える作品ではなく、戦争をベースにしながらも、人間同士の交流もしっかり描かれている。

仲間内で騙したり、騙されたりといったことは全くなかったため、安心して見られた。
チームワークは素晴らしかった。
ただ、ずっと戦争が続くと、どうしても不穏な雰囲気になってしまうこともある。
捕虜を逃すか、逃さないかで揉める場面は実際にありそうだなと思った。

登場人物、一人一人が魅力的だったのも最後まで観れた一因だと思う。
それぞれのキャラがたっていたため、身近にストーリーを追っていくことができた。

蛇足だけど、ドイツの人はこれ観たくないだろうなあ、、。
そこまでドイツ軍が滑稽に描かれてたわけではないけれども、助けてもらったのにトムハンクスを撃つ元捕虜はひどい。

トムハンクスには生き残って欲しかった、あとアパムとランバンのその後もあるとよかった。

あとジャクソンがかっこよすぎた。見覚えあるなと思ったら、ケネディ家の人々でボビー役の俳優さんだった。
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