観るのもかれこれ4回目である。
それほど惹きつけるものが多い作品でスピルバーグ監督の作品の中でも個人的にNo.1である。
一番観てる映画のジャンルが戦争映画で沢山の戦争映画を観てきたが本作品が一番の完成度なのではないかと思っている。死ぬほど感動するわけでも死ぬほど感情移入するわけでもない。しかし、この映画には「リアル」がある。戦争を経験してない私でもまるでその場にいて体験してるように感じるカメラワークに個々人のリアルな演技に響き渡る銃声に本物なのではないかと思うような血飛沫、展開が分かっていても自分の鼓動が早くなるのを感じるくらい手に汗握る展開の連続。
中でもノルマンディー上陸の際の20分間は特に映画史に残る映像ではないだろうか。
こんなに戦争は怖いものだとしてはいけないものだと映像を通して考えさせられる。
