ゆう

フリー・ガイのゆうのレビュー・感想・評価

フリー・ガイ(2021年製作の映画)
3.0
可もなく不可もなく。

定義された役割からの脱却と誰もがその可能性を秘めている事。誰もが主人公になれる!というディズニーっぽいテーマはしっかり感じ取れた。

発明に対する専門家と商売人の思想の違い。建築業界でも工事前に見つかった遺構を見なかった事にするというような話を聞くように、資本主義の中で埋もれていった発見は少なく無いのだろう。大学なり研究家の存在意義とその環境がなんだかんだ好きだったんだなと再認知した。

映画としたは、どうしてもレディプレイヤーワンと比較してしまうし、見劣りする。
お祭り感と派手さとパロディの量の差。これが最初からディズニー傘下で制作していればもっと小ネタも仕込めたと思うと勿体無い気もする。
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