部隊はオンライン参加型のアクションゲーム「フリー・シティ」。ルール無用の暴力に塗れており、銀行強盗や車が爆破されたりなんかは日常茶飯事。
このゲーム内で毎日、銀行強盗に襲われる日常を繰り返すモブキャラがいる。名前はガイ、役割は銀行窓口係。しかし自分だけ不自由な「いい人」を演じることに、どこか疑問を感じていた。
ある日、ついに彼は銀行強盗に反撃をしてしまう。奪い取ったサングラスを掛けてみると、街中が「今まで見えなかったアイテム」や「ミッション」「なにかのパラメーターっぽい数値」で溢れていることに気がつき大興奮。そして街で出会ったイケてるプレイヤー・キャラクターの女性“モロトフ・ガール”に一目惚れをする。しかしこの世界はオンラインアクションゲームであり、しかも自分はモブキャラだという衝撃の真実を彼女から知らされ…
ずっと見たかった作品をようやく鑑賞。自分はグラセフ世代なのでこのような作品が映画になる事はとても嬉しいと言うか単純に楽しめたた。何者でもなかったモブキャラが、一目惚れした女性に認めてもらうために一生懸命頑張る姿には勇気をもらえた。自分も生きていて、この大きな社会の一つの歯車にしか過ぎないと思う事は多々あるけれど、この作品を見て元気づけられる事間違いなし。アメコミファンにはたまらないカメオ出演もあり、そういった点でも楽しめる。
