ほとんどの劇場が吹替上映な中数少ない字幕版を狙ったからか、はたまた連休のせいなのか、ほぼ満席状態での鑑賞。
…だったんですが、皆さん結構真面目にというか大人しくご覧になっていた印象で、やや笑うのが憚られる感がありました。
個人的には、アニメーションの動物達と実写の人&物たちが自然と"共存"しているように見えて素直にスゲーと思ったのと、久々にクロエの姉貴の動く姿や話す声をチェック出来たので、良かったなぁという感じでした。特に猫ちゃんに懐かれているクロエの姉貴がとても素敵だと思います。
途中、"野良(≒持たざる者)的存在である連中が協力して何かを成し遂げる話"とか、"いがみ合う者たちを共存の道へと導く救済者としてのクロエさんの話"とか凄い方向に転がりそうな予感もしていたけれど、そこはやっぱり「トムとジェリー」ですからあくまで肝は"アニマルトルネード"なんだよ！って事ですよねぇ。
"Wi-Fi付スケボー"とか"元軍事用ドローン"とか、小ボケが後に活きる塩梅も結構好きでした。
