人生の虚しさと温かさを同時に味わえるような映画だった。
人生には正解がないとよく言うけれど、失敗はあるのかも知れないとしみじみ感じた。
一度選択を誤るだけで、その先の人生が狂っていく。死に物狂いで努力すればまたのし上がれるかもしれないけれど、人生なかなかそう上手くはできていない。
そんな無情さや残酷さを思い知らされた。
でも同時に、自分のことを本当に気にかけてくれる人や、手を差し伸べてくれる人がいるのも事実で、そういった些細な出来事にもっと日頃から感謝をしなければいけないなと感じた。
役者さんも皆演技が上手くて、シーンの切り替わりも細かく工夫されていて見やすかった。