朝が来るのmarbo917のレビュー・感想・評価

2021年184本目の作品。

子供の出来ない夫婦と子供を産んでも育てる事が出来ない母親との苦悩と葛藤を丁寧に描く。

希望に満ち溢れた光の撮影が本当に美しく撮影され、後半の子供を手放した若き母親の苦悩のシーンでは瞳が光の反射を避けているような暗い撮影の対比が印象に残る。
また、琴線に響くピアノの音色がとても綺麗で涙なくしては観れませんでした。

エンドロールは最後まで聴くと、
そこでもまた優しい涙がホロリ流れます。