りす

朝が来るのりすのレビュー・感想・評価

朝が来る(2020年製作の映画)
3.9
2022年7本目の観賞
河瀬直美監督作品


河瀬直美監督は今日本人監督の中で世界で通用する数少ない監督の一人

それぞれの目線からしっかりと背景を掘り下げるのが今作の1番の特徴か

最初は順風満帆な家族に共感して、それ以外の登場人物を嫌に思う

中盤から逆の立場の人物を描く
彼女は彼女で辛い思いをしているのだ
次第にこちらに感情移入していく

最後にはそのどちらにも感情移入でき、深い感動を観賞者に与える
そんな構図

河瀬直美監督はやはり少数者の立場に立つのが上手な監督
この監督のこれからに今後も目が離せない
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