ぺんちゃん

朝が来るのぺんちゃんのレビュー・感想・評価

朝が来る(2020年製作の映画)
3.3
なんか苦しくて、苦しいまま終わってしまった。

『そして父になる』のような、養子を迎えた夫婦の心の葛藤的なお話だと思ったら、産みの母親のドキュメンタリーみたいなのが大部分だった。
パッケージにも「感動ミステリー」とか、フィルマークスでのジャンルが「サスペンス」だったので、そういうのを期待して見ていたら全然違って、過去の話が冗長だと感じてしまった。
はじめから「ヒューマンドラマ」と思って見てれば違う印象だったのだろうけど…

「子供を返して欲しい」という電話がかかってくるまで約50分、そこから約1時間は生みの親の話、残り30分くらいが電話の主が電話するに至った経緯、みたいな構成なのだけど、それぞれが長くてのっぺりしてしまっているのと、モヤッとする終わり方でスッキリしなかった。
結局借金どうするの?
警察がこの家に来たのはなんで?
小学校に入っても子供の心は平気なの?

あと、子供の慰謝料請求してきたママの親子と、仲直りの動物園には行かないやろ!と思った。

キャストさんはみんな良かった。
蒔田さん、美しかった。
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