朝が来るのsanjuroのネタバレレビュー・内容・結末

養子縁組によって子を授かった育ての両親と、生みの母親の話。育ての夫婦が子を授かるまでの経緯と、生みの母（ひかり）が子を産み、また産んだあとの苦労もそれぞれ描かれる。生みの母と養子縁組を希望する夫婦のマッチングをする法人とか、おそらく本当にあるのかなと思うけど、その辺の描き方もリアル。
細部でよく分からなかったのは、ひかりが息子の年齢を勘違い(?)してた理由と、追われてた金貸しに返した金はどうしたのかというところ。勘違いは単純に計算が出来なかっただけ？金貸しに渡した金は、新聞配達の営業所に借りたのか、はたまた盗んだのか？借りた金を返すために大金が必要になって育ての両親への脅迫を思いついたってことでいいのかな。
あと感想は、新聞の営業所のおっちゃん良い奴過ぎる。山下リオの演技が良い。永作博美は素晴らしい。ひかり役の子はまだ若いけど良い演技で、将来有望そうな感じ。