カナダより愛をこめて

Daughtersのカナダより愛をこめてのレビュー・感想・評価

Daughters(2020年製作の映画)
4.5
中目黒のマンションでルームシェアをしてる女性2人、ある日、片方が妊娠した事が明らかになり、一人で育てる事を決意する。それを打ち明けられたもう片方は、その事実とどう向き合って行くのか....?と言う話です。

まず、三吉彩花と阿部純子がいい‼️綺麗‼️2人の衣装が素晴らしく、更に、2人での生活が凄くリアリティがあるように見えます。
要所要所ではさまれる2人が夜に遊んでる描写は、これは2人のリアルな生活なんじゃない??と思える程です。
三吉彩花の阿部純子から妊娠を打ち明けられた時のリアクションもいいです!
対する阿部純子も決意を固めた顔も様になっていていいです。
この映画は、三吉彩花の戸惑いと変化、阿部純子の母親になる過程での女性としての変化と、二通りの変化を追って行く見方が出来ると思います。

この映画、音楽の演出もいいんです‼️
冒頭の曲から、もうワクワクしますし、序盤、2人が夢見る少女じゃいられないを歌うシーンがあるのですが、文字通りその後の展開を予期した選曲になっているのが上手いな〜と思いました!
その他の音楽も凄くいいです。

最後に、脇を固める人等の説得力があります‼️
大塚寧々、おばあちゃん役の人(適当www)、鶴見慎吾、黒谷友香、皆素晴らしいです!
それぞれが主人公2人が大事な場面で出会います。

映像、演出、音楽、衣装、どれも高い水準のものだと思います!
主演2人はこれからの邦画の代表になって行くと思います!
是非観てみてください‼️