16ビートたけし

カセットテープ・ダイアリーズの16ビートたけしのレビュー・感想・評価

3.6
舞台は80年代暗黒期のイギリス、出てくるのはSONYのウォークマンで日本が輝いていた時代、そこになんだか複雑な気持ちになった

父と親友が敵でそれ以外が主人公に理解あるという展開、主人公のウジウジさにイライラする、かと言って反発するのもそこか?となる、まあ本人登場させられないからそう展開するしかなかったのかもしれないが

最初ブルーススプリングスティーン流れるシーン、今までの回想が出てくるのちょっとダサく感じた、学校で勝手にボーントゥビーランを流すシーンは好きだったけど

高校生が音楽で人生観変わるというこれ以上ない素材が揃ってるのに組み合わせが上手くなくて面白さが下がってると思いました。フレディもパキに間違えられてたけどイギリスにおけるパキスタン人の苦悩みたいなの日本人には理解しづらいし。ただラストシーンで全部持ってったかな、良かった

主人公が@gyokaku37do そっくりだったので少し減点しました。