カセットテープ・ダイアリーズのHitoKonoのレビュー・感想・評価

世代が丁度どハマり。自分も辛い時、何か乗り越えたい時、何度となくブルース・スプリングスティーンの音楽に助けられてきた。80年代の雰囲気がすごくリアルに描かれてて、なんか恥ずかしいくらい。パキスタンの移民で、労働者階級の辛み、小さな田舎町で悶々とする若者、場所、背景こそ違えどまさにボスの歌と重なる。ラストのボーン・トゥ・ランはほんと涙ものでした。The Smith、モリッシーが会話に出てくるあたりも当時のUKらしくてドキッとしました。あの頃、The Smithも好きだったなぁ〜。