計算ドリル

女囚701号 さそりの計算ドリルのレビュー・感想・評価

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)
3.2
顔が般若みたいになった他の女囚が全裸で梶芽衣子を追いかけ回してるシーンはちょっと面白が過ぎる。
梶芽衣子が復讐のためにどんなにいじめられてもしたたかに抵抗している感じと、全身黒い服に身を包んでいる姿が格好良すぎた。
杉見は復讐にきた梶芽衣子に対して、俺のことがまだ好きなんだろと言っていて、最初はなんて馬鹿な男…と思ったけど、よく考えると、梶芽衣子も完全に嫌いになりきれていないというか、愛故の憎しみによる復讐なんじゃないかと思うから、あながち間違っていなかったのかも。そう考えると、謝罪するならまだしも、逆にそこに付け込もうとした杉見はやっぱり最低だ。