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女囚701号 さそりのtomのレビュー・感想・評価

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)
4.5
再鑑賞です.素晴らしい一作です.
梶芽衣子の美しさは当然として,作りや工夫も見事です.

- 騙されて堕ち,復讐するというプロットと「恨み節」という主題歌のマッチ感
- 主役なのに極端に少ないセリフとキャラ造形
- 回転セット,透明な床の下からの撮影,天地逆転の映像,効果的なライトとメイク

など.ファンが多いのも当然ですよね.

また,色々な作品にオマージュされていることでも有名ですよね.
あまり言われていないところでは,パク・チャヌクの復讐三部作のうち「親切なクムジャさん」でしょうか.
「キル・ビル vol.1」か「愛のむきだし」など有名作から入っても,この作品に行き着くかもしれませんね.
そんな一作です.
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