スギノイチ

女囚701号 さそりのスギノイチのレビュー・感想・評価

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)
4.3
原作を読んでから見直すと、印象的なビジュアルの多くが梶芽衣子と伊藤俊也のイマジネーションによるものだったと分かる。
原作のさそりはこれほど極端に無口ではないし、髪型も肩までの茶髪で、梶芽衣子のような黒髪ロングではない。
何より、さそりを象徴する黒ずくめのビジュアルが映画オリジナルというのが驚き。

ストーリー自体は原作にそこそこ忠実だが、ゲス男・杉見(夏八木勲)への復讐できっちり決めている所なんかは原作以上の纏まり。
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