私の好きな法廷映画。
事件の検証してる場面とか、したり顔の検察、警察をやりこめる場面が好きだから、この手の映画を観ることがやめられない。
実際、この映画でもその手の場面はあり。
ただ、だからといって最後勝利でスッキリ!
という映画ではない。
邦画ってどうしてもスッキリ終わらせてくれないよなぁ。
その辺は個人で好みが分かれそう。
映画テンポはいい。
ポンポン話が進むので、観ていて飽きる時間がない。
最初から最後まであっという間。
映画ってのは時間を忘れるほど集中させてくれるものがやっぱり一番!
ただ、ちょっと気になる点も。
それは画作りの安っぽさ。
仕方ないことなんだろうけど、事務所とかがどうしても作り物っぽく見えてしまう。
映画内ニュースもやすい感じすぎて現実感がない。
事務所とかはカラーグレーディングをもう少ししっかりしてくれればなんとかなりそうな気はするけど、映画内ニュースはなぁ。
何にせよ予算が足りないんだろうな。
最近面白い映画観ても、邦画の場合予算足りなそう……と思わされることが本当に多い。
その部分で集中が削がれる。
どうしようも無いのかも知れないけど、もう少し予算の苦しさをはじめとする感じさせない編集、色作りをしてもらいたいなぁ。
東出さん久しぶりに観たけど、やっぱり妙に癖になる演技をする人だから結構好き。
ラスト、金子さん本人の映像出てくるけど、動きとか話し方とかそっくりだなと思った。
エッチなシーンは無し。
2023年51本目
2023年劇場7本目