このレビューはネタバレを含みます
本物のプログラマーのマインドをこの規模の映画でクローズアップすることには大きな意義があるだろう。東出の演技は良かったと思う。
ただ、事実として京都府警の金子逮捕への執着は情報漏洩事件以前からやっていた筈。結局、何故金子を逮捕したかったのかは話の中で語られてないですよね？吹越満が壇さんに「何故警察は金子さんを逮捕したいのかを考えるんです」って言ってる
にも拘らずその答えに接近すらしてない。
そんな中で仙波の話を何故本編と並行して走らせる？情報漏洩が逮捕の動機と捉えられかねないミスリードでは。
仙波の話は無しでその分少しでも警察の闇に接近していたら傑作だったかも。残念。
エンドロールの実物金子さんの映像はグッとくるものがあったが。
