めちゃめちゃに考えさせられる話
実話を基にした映画
実話を基にした話の割に、話の展開が結構あって見てて飽きなかった。
あらすじは、
今から約20年前に起きた日本史上最悪のネット事件です。
金子勇という人がWinnyという動画サイトを作った。
このサイトは現代では考えられない革命的なソフトフェアで200万以上の人が利用されていたサイト。
だがそのサイトを悪用し映画や音楽を違法アップロードされ、著作権侵害で社会問題にもなった。
そんな中捕まったのは、違法アップロードした数名と金子勇だった。
言っちゃえば、包丁で人を刺した人と包丁の製造者が捕まる、という不当逮捕が起きた。
この事例と7年間戦った金子勇と弁護士の話。
Winnyって聞いたら、あーあれねってなる人もいると思う。
ほんとに考えさせられるしとにかく面白い。
今作のなかでも言われてるけど、
ナイフで刺した人とナイフを作った人が捕まる、っておかしいよねってはなし。
この事件のせいで日本の経済は10年遅れたとも言われてる。
Winny自体は違法アップロードされてることを金子さんは分かっていたしなんなら、どうしたら改善できるかめちゃ考えていたのに！って感じで、こっちも警察 検察側にイラついてくるのよ笑
普通のプログラマーが3年でやっと作るプログラムを、金子さんは2週間で作れる10年に1度の天才を逮捕することによって日本としてはマイナスになるよね
東出さんの役作りがすごくて、金子勇さんを演じるために18kg増量だけでなく、現役の弁護士を交えた模擬裁判を実施したらしい。
昔の金子さんの映像と見比べると、ほんとにどっちがホンモノなの？って思うくらい似てる。
見た目は全然似てないのに演技をすることによって金子さんが憑依したみたいに本人そっくりになるの。
話し方とか仕草までが、本人そっくりでそこがとにかくびっくり
