No.3944
「言葉や立ち居振る舞い」という、人間らしいツールでは自分自身をうまく他人に表現できない金子勇氏のもどかしさを、
「忙しなく動く眼球」や「掴みどころのない感情表現」で見事に表した東出昌大に改めて瞠目。
PCに触ってるときだけは別人のように顔が輝く東出さんを見てると、
普段はコミュ障で他人からは変人扱いされまくりだけど、映画見てるときだけは輝いてる僕のようだ!
と思った(ただし金子さんのような天才ではないw)
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また、その「戦友」の弁護士を演じた三浦貴大の、静かだけれども力強い演技にも痺れる。
(三浦さんって気づくのにちょっと時間がかかるくらいの変貌っぷりw)、
そして何といっても本作の見どころは、吹越満 vs 渡辺いっけいを始めとする、ガチすぎる法廷バトル!!
老裁判長の「お前絶対Winnyの仕組みとかわかってないだろw この事件の本質わかってないだろww」感まで出せててリアルすぎて怖くなる。。
エンタメ性がありながらも、社会派としての重厚さも担保した松本監督、ますます期待大!!