あじふらい

Winnyのあじふらいのレビュー・感想・評価

Winny(2023年製作の映画)
3.8
結末を知らなかったので実録法廷映画として楽しめた。
Winny利用者が罪を犯したからといって作成者をその幇助として立件するのは明らかに不当。「包丁を作った人を罪に問えるか」ということそのもの。これでは日本から優秀な技術者たちがいなくなっていくのも頷ける。出る杭は打たれるような社会は変えていかないとな〜と思った。日本は海外と違って周囲の目を気にし、周りに合わせることを良しとする社会でそれゆえに良い面もあるとは思うが、国の発展を考えるとあまり良くないのだろう。

一審は有罪だったが控訴審で無罪となり、検察官上告も棄却され、無罪確定となって良かった。その間7年。長かっただろうな。