winny開発者、金子勇の半生を描いたおはなし。
天才が作ったファイル共有ソフトはなぜ抹消されたのか。Spotifyにも使われる技術を2002年に実装した。この技術があればGAFAのような企業が日本にあったかもしれないらしい。
ナイフで人を殺したらナイフの製作者は捕まるのか、開発者と科学技術そのものに罪は無い。
東出くんがぴったり。弁護士団の先生たちも、特に秋元先生シビれた。
最後の本人も最高にカッコイイ。イメージ通りの天才オタク。今の社会にもいえる、とっても大切なことを言っていると思う。みんなに見てほしい。これ以上足を引っ張り合うのはやめましょうよ。
世代ではないので何となく違法アップロードのソフトだと認識していた。金子さんの意図が、サブストリーの警察裏金事件でメタ的に描かれていてめちゃくちゃ分かりやすかった。
たった一人で正義を掲げる大人たちがたくさん見れて勇気が貰える作品。金子さんがストレートに開発してくれていたらどんな日本になっていたかな…