このレビューはネタバレを含みます
実際あった事件を元にした作品。
"出る杭は打たれる"
杭を打つには支える人、打つ人、そして指示を出す人が必要。
所々でとても考えさせられる言葉が出てくる。
能力に特化した人ほど、人を信じてしまうのか…。
最初の書類で、そのまま人を信じ、鵜呑みにして記入していなければ、また違う未来があったのでは…。そうやり切れない思いも出てくる。
"ウィニーの違法利用を防ぐ「見せしめ」として、あるいは京都府警自身が起こした不祥事の「意趣返し」として、逮捕されたのではないかという。"
検索した記事にあった文面。
作品の最後まで警察側の確実なる真実は出てこなかったけれど…、考えさせられる作品でした。