ビーすけサンタマリア

家なき子 希望の歌声のビーすけサンタマリアのレビュー・感想・評価

家なき子 希望の歌声(2018年製作の映画)
3.1
2023年1月のテーマは児童文学シリーズ をみています
子どものころに何回も読み返した大好きな作品
凄く期待してみました。
序盤は理想通りの展開で
よかったのですが
なかなか爺さんを惚れさせた彼の歌が聞くことができない
原作と少し違って残念

他のユーザーの感想・評価

odyss

odyssの感想・評価

3.0
【原作の無理な変更が後半の不出来につながる】

昔懐かしい『家なき子』の実写映画化、となれば見に行かないわけにはいきません。(私が昔懐かしい、というのは日本アニメではなく、フランス文学である原作を小学生向けにリライトした小説のことです。)
私の住む地方都市では吹替版しか上映していないので、そちらで鑑賞。

途中までは、原作との多少の設定変更があってもあまり気にならなかったのですが、ラスト近くになると、設定変更の無理がこの映画の出来栄えそのものに関わってくるのだ、と痛感させられました。

最も問題なのは、原作のリーズを、アーサーの代わりにしちゃったことですね。
これによって、主人公レミの本当の母親が誰なのか、という基本的な構図が変更を余儀なくされてしまう。
なぜならリーズはレミの妻になることがあらかじめ決まっているのだから、リーズをアーサーの代わりにしちゃったら、レミの母親も別人にしなくてはならない。

でも、それって、本質的に貴種流離譚であるこの原作を変更することになるんですよね。

だから、ラストあたりのまとめ方が説得性を欠くのは当然のことなのです。
まあ、ドリスコルにレミが引き取られた後の、ヴィタリス親方の、「これって、活劇映画だったの?」と言いたくなるような活躍ぶりも、無理目なんですけどね。

あと、原作のマチアが出てこない代わりに、レミの歌の才能が前面に出ているのだけれど、これって無理じゃないですかね? だってレミは作品当初で10歳、まだ変声期を迎えていない男の子なんです。変声期をへたあと、どういう声になるかは分からないじゃないですか。それだけじゃなく、作中でレミが歌を歌って聴衆を魅了するシーンが圧倒的に不足している。

というわけで、後半は色々文句を言いたいところがあって、前半の調子が維持できなかったのが残念。
キレイな子、綺麗なお洋服。
筋は普通のいつもの「家なき子」で、「希望の歌声」に期待して見進めたが、え、これだけ?って感じ。歌で成功したのはラストの壁にかかってるポスターでわかったが、歌ってるところを聞きたかった〜‼️消化不良〜〜:;(っ>~<c);:

おやすみなさいは、朝?明るい。

服がキレイすぎとか、子供が可愛すぎとか、ラストから現在まで端折りすぎ、わかりやすすぎとか、文字も読めないのに楽譜が読めるのかとか、その辺はまあいいです。映画なので。とにかく、タイトルに「希望の歌声」とあるので、ちゃんと聞かせて欲しかった。
2022-296本目

古くから名作と言われ、さまざまな時代の、たくさんの人に愛されてきた作品。
それのもつ力を混じりっ気なしで、正統派、王道に作って、感じさせてくれる作品でした。

子供から大人まで楽しめると思います。

自分も児童文学の中でもすごく好きで、何度も読んだ家なき子。

親方の温かさ、動物たちの愛くるしさ、そして旅=冒険の要素もあり、ワクワクしたのを思い出しました。

大人になったので、この作品の景色だったり衣装だったり、重厚な演技や音楽、背景、小道具の素晴らしさ、美しさなどもすごく楽しめました。

年末のゆっくりとした時に、お正月の少しテレビに飽きた時に、ご家族でご覧になるのもいいかと思いました!
まだ見てない方、ぜひぜひのおすすめです
世界名作アニメ劇場の全部を詰め込んだ作品って感じ。アニメでは、ないけどね。

素敵な場所で衣装・小物・装飾品が完璧でとにかく画が綺麗👏🏻

🎥★★★★★
end

endの感想・評価

3.8
親方の後悔と、それゆえにまだ幼いレミを守ろうと必死で生きたところにすごく感動した。
「家なき子 希望の歌声」の感想・評価を全て見る

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