飽きてしまった…。
絵は綺麗なんだけど…。
詩的な、おしゃれな映画、という感じ。
全体としては
『50回目のファーストキス』で、記憶が毎朝消えていて…という話を観ていたから、テーマとしては観たことがあって。
それよりもドキュメンタリー寄りの描かれ方なのだけど、感情を揺さぶられたり、なるほどねって発見があったり、深く人間という存在を感じたり…というのはなかった。ドキュメンタリー的なのに、2人の人間としての背景があまり見えない。ユキは、事故に遭ったことがあるのかな？とか、こよみは親からあんまり愛されずに育ったのかな？くらいはわかるけど、そのまま終わってしまうから、観ている方としても最後まで登場人物との距離を縮められず。
あとは
ブロッコリー嫌い、はさっきまで見ていただろうレシピノートに貼り付けてあるのに忘れてしまうものなの？とか、メモを宝探しみたいに点在させて隠しておく必要性は…？とか（←そこは遊び心発揮するよりもっと切実に…前日の出来事をノートに書き留めたりするのでは！？とか…）
おや？がいくつかありました。
でも、
関係が積み上がっていかない虚しさが、毎朝のご飯（初めは、ユキさんち？に対して顔を見て答えていたのが顔を見なくなり、優しく答えていたのが微妙にぶっきらぼうになったり、はじめからコーヒーを用意していたり、）によって表現されていたシーンは面白かった。
