昨年東京フィルメックスで舞台挨拶付きでやるのをチラシで見かけ「う〜ん、スケジュール的にいくか悩むなあどうしようかなあ」と迷っていたらいつの間にか日にちを過ぎてしまい、そしたら観客賞受賞で大後悔、2020年に彼女にお願いして一緒にやっと中川監督最新作鑑賞できました、
主要キャスト2人の深いバックボーンには一切触れないことで、観客側は色んな想像で彼らの人となりを補完する、何でこんな所で鯛焼き屋さん、何で足を引きずっているのか、何でキスをしたのか、何で想いを伝えないのか、ズブズブと感情移入してしまう感じ、うまいなあ、
毎度のことながら中川監督作品『光』が本当に美しい、日の光も、月明かりも、暗闇から人の姿を歪ながらもしっかりと浮き彫りにする造形、ワンカットが絵になる、本作ではバックで流れるピアノも相まって、フワフワしたおとぎ話のようでした、
鑑賞後、絶対に鯛焼き食べたくなる、
美味かった、