あ

糸のあのレビュー・感想・評価

(2020年製作の映画)
3.9
「出会うべき時に出会うべき人に出会う」
友人の結婚式で、スピーチをした人が言ってて、すごく印象深かった言葉でした。
この映画の中でも、これを言ってて、この映画はこの言葉を表現してた。

誰かとさよならした過去も、いま付き合ってる彼氏がいることも、その彼氏とこの映画を観たことも全部運命で、自分が選択し続けてきた今の人生と、誰かの選択し続けてきた人生が重なって同じ選択をしていく。
運命の出会いなんかないとか言うけど、運命じゃない出会いなんかないと思う。
同じ選択をしていくことを決めることも運命。この先さよならするかもしれない、それも運命。

榮倉奈々の演技が良かった。
榮倉奈々に泣かされた。
成田凌のファイト!で泣かされた。
二階堂ふみも良かった。
みんなそれぞれの運命をみたかんじ。
生きてて良かった。

菅田がパパ役してるのいい。泣いた。
終始すごい良かった。泣いた。
葵ちゃんのことを大人になって出会った時に、「そのだ」って言うのせこい。好き。
小松菜奈の演技もよかったなあ。今回もかわいかったなあ。弱い女の子だった葵ちゃんが、強い女になる。すごい良かった。
もう一回みたいかも。と思うくらいよかった。

逢うべき糸に出逢えることを
人は仕合わせと呼びます
あ