sayu1212

リスペクトのsayu1212のネタバレレビュー・内容・結末

リスペクト(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

あらすじなどは全く読まずに観に行きました(あえてそうする事が多い)

アレサ・フランクリンはその名前と有名な曲を聴いた事がある程度の知識でこの映画を通して様々な事を知りました。

父親から受け続けた言葉と体の折檻に苦しめられてきたのに、旦那からも受けた言葉や体への暴力があっても元サヤに戻ったのは全く理解出来ない愛だった…

信頼している人たちが主人公の言動で振り回されて離れていって気付けば誰もいなくなるというパターンがあるけれど、この映画の中で知る限りでは家族たちは見放さず、いつも最後には受け入れてくれたのはとても救いだったのではないかと思った。

たった2時間半では伝わらない面があまりにも多いとは思うが、中でも暴力など辛い事の数は実際には計り知れないものだったと思う。

この作品を見て込められた想いを感じながら聴く曲たちは全く違ったように聴こえるだろうと思う。

エンディングに近付くにつれ涙が流れっぱなしで唇の震えが止まらなかった…
sayu1212

sayu1212