最愛の母親の急死、12歳での妊娠・出産、厳格な牧師の父親による精神的な支配、マネージャーを務める夫による家庭内暴力と訣別、黒人公民権運動の主導者であったキング牧師との親交、心の支柱である信仰への迷いと回復―とアレサ・フランクリンという伝説的シンガーが歩んだ波乱の人生を、人前で歌うことが大好きだった幼少期から順に紐解いていく作劇となっていて、“Respect”、“A Natural Woman”、“Ain’t No Way”、“I Never Loved A Man”といった数多くの代表的ナンバーが物語を彩っています。