自由を得た"ソウルの女王"の半生。
アレサ・フランクリンは牧師の娘として生まれゴスペルに親しむ日々。彼女は成長と共にソウルミュージックを物にしていく…
アレサ・フランクリンの半生を綴った伝記映画。今作を"アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン"というライブフィルムの補完として鑑賞しましたが、しっかりとしたアレサ・フランクリン像を掴むことができたと思います。黒人として生まれ男にも抑圧されて生きてきた彼女が"尊敬"や"自由"を求める歌を歌うのは理にかなっていて説得力ありますよね。
ストーリー展開的には"ボヘミアン・ラプソディ"形式と呼ぶべきか王道の栄光と転落と復活劇。実に見やすく共感を呼びやすい作品であるが故に優等生すぎる気もするが…アレサ・フランクリンという人を知るには間違いないだろう。
