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リスペクトの165のネタバレレビュー・内容・結末

リスペクト(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

アレサ・フランクリンは、唯一無二。
ご本人の歌声が映画館で聞けただけで、100点。

ジェニファー・ハドソンちょっと心配してたんだけど、見終わったあとに、そうだ、彼女はドリームガールズで主役のビヨンセを食ってしまった歌い手でもあったと思って心配した自分を反省。
映画的には歌唱シーンにもっと物語性があったらよかった。歌唱シーンのカタルシスはちょっと薄め。あと、ニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会でおこなわれたライブの歌唱シーンは汗が足りない…!

「歌が救ってくれる」が最初と最後で対になっている点や冒頭アレサのヒット曲のタイトルが入った会話をしていたり、工夫されていた。

50年代から60年代のアメリカの公民権運動で教会が果たしていた役割など知っておくとより楽しめる。

あと、「アメイジング・グレイス:アレサ・フランクリン」を併せて見ると良い。
ニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会でおこなわれたライブを収録した、アレサ・フランクリンのアルバム「AMAZING GRACE」。 そのライブの模様を映画化したもの。
このライブが映画でも出てくる。
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