このレビューはネタバレを含みます
小山田さんを変えたのはユカの存在が勿論だと思う。人を愛する。愛するゆえに芽生える感情のお芝居がとても素敵だった。
ユカは自分自身がどんな人なのかわからない。わかりたくないと。
嘘つくなよって何度も思った。素直に言えばいいのに何してるの。でも、嘘を嘘で肯定していくユカを憎めなかった自分がいて…なんでだろう。
生きていく上での安心材料なのか。
私はそんなユカを可哀想と思ったと同時に応援したくなった。まだいけるよユカ。
夢に向かって奮闘する者同士、進み方も違って人間同士がわかり合うなんて相当無理なのだと思った。それを乗り越えてこそ愛なのかな?と。