このレビューはネタバレを含みます
あらすじには「ハッピーなボーイミーツガールが一転、シニカルなクライマックスに向けて疾走」とあるが、監督がインタビューで答えてた「キラキラ映画だと思って観に行ったらトラウマ映画になるみたいな」がしっくりくる。
空っぽな男女が出会い、互いの本当の姿を見て結ばれたはずだったのに、欲望と嫉妬で積み重ねられた秘密と嘘が暴かれて崩れ落ちる。
主役の二人が素晴らしいのはもちろんのこと、栁俊太郎、大窪人衛、前野健太の3人のクソ野郎っぷり!軽やかにスターになる小西桜子の実在感というか説得力!映画館で観れてよかった。